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安倍首相はやっと辞職しましたが・・・ [政治の不思議]

今日、午後のニュースで偶然見てびっくり。本来、ほっとするべきですが、そういう気持ちは湧いてきません。火事のあとの焼け跡に立っているような虚しさを感じます。首相はやめても、安倍内閣で強行採決された数々の法律は生きています。私たちの次の課題は、安倍内閣によって作られた悪法をどうやって元にもどすか、さらにより良いものを作るか・・・だと思います。

強行採決された主な法律を挙げておきます(後記:これを全部取り替えましょうという意味ではなく、この中で再改正が必要なものを見つけなくてはならないということで、主なものをのせました)。
1)改正教育基本法
2)19年度予算案
3)国民投票法案
4)在日米軍再編特措法案
5)少年法改正
6)更生保護法案
7)教育三法:学校教育法、地方教育行政法、教員免許法の改正。
8)社保庁改革法案
9)年金時効特例法案
10)イラク特措法案
11)改正国家公務員法

特に、国民の命と心を守るべき平和と教育に関する法律を、十分な審議なしで強行採決したことを、私は一生忘れませんし、この内閣を許す日は絶対に来ないでしょう。



【お知らせ】京都タウンミーティング訴訟についての学習討論集会 [教育基本法]

京都地裁で裁判中の教育基本法に関する「タウンミーティング訴訟を支える会」から、学習討論会、第4回口頭弁論、市民集会のお知らせが来ましたので、載せておきます。タウンミーティング訴訟については7月に2回、このブログでも取り上げました(http://blog.so-net.ne.jp/kyoikushiminnokai_in_shiga/archive/20070706http://blog.so-net.ne.jp/kyoikushiminnokai_in_shiga/2007-07-19-1)。

特に最初の記事では、訴訟で明らかになってきたTM運営の驚くべき実態をまとめてありますので、詳しくない方はまずそちらを読んでいただければありがたいです。

今回のお知らせは3つあります。以下は「支える会」からいただいた文書の転載です。

1. 「TM訴訟は今、どうなっているの?」
9月19日(水)午後6時半〜 洛陽教会(丸太町寺町上る50メートル)
●TM訴訟も、3回の口頭弁論を終え、原告4人が口頭陳述でこの裁判にかける想いを法廷で語りました。
 同時に、我々が行ってきた被告(国と京都市)への求釈明や、被告が出してきた準備書面や書証などで、TM不正の驚くような全容が次第に明らかになってきました。
●特にあきれるのは、京都市教委の卑劣さです。人権侵害ともいえるひどい行為をし、それが問題になると、一転してウソをつき、国に責任をなすりつけているのです。これには、さすがの国も怒ったのでしょう。全てを暴露し、市教委を痛烈に批判する書面を書証として提出してきました。市教委も真っ青というのが現状です。
●今まで、大勢の方々が口頭弁論の傍聴に来ていただいていますが、今まで十分な時間もなく、裁判の現状について説明する機会がなかなかとれませんでした。そこで、TM訴訟では、今、何が争点になっているのか?何が明らかにされたのか?そして、今後の方向などについて詳細に説明し、皆で討議するための学習討論集会を開催します。弁護士さんも来られます。ぜひ、おいでください。(資料代・会場費500円)

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フィンランドのプレスクールと小学校 [外国の素敵な教育]

前の記事のコメント欄で、山形新聞連載の「フィンランドの教育事情」をちょこっと紹介したところ、「良い記事だ」という感想を何人かの方からいただきました。コメント欄だけではもったいない!と思い、記事中でも紹介することにしました。

もともとはお友達ブロガーのkimera25さんのブログ(kimera25さん、お友達でいいですか〜?)kimera25さんのブログで教えていただいたものです。

kimera25さんとは以前にも、「最近全国紙よりも地方紙の方が良い記事が多いですねー」「そうそう、教育基本法のときもそう思いました(問題点についてズバッと書いていたのは、ほとんど地方紙でした)。政府、アメリカ、財界からのチェックが緩いからでしょうねえ」というようなやり取りをしたことがあったのですが、今回はkimeraさんが山形新聞から見つけてくださいました。共同通信系列の取材という情報もありますので、他の地方紙にも配信されているかもしれません。

詳しくはフィンランドの教育事情を、ぜひ読んでいただきたいです。

記事一覧を挙げておきます。
フィンランドの教育事情
−記事一覧−
2007/06/18 得た知識をどう活用−「学力とは…」問うことから教育は再生する
2007/06/08 安全な環境 競わない、比べない
2007/06/07 子どもの心の問題 専門家チームがケア
2007/06/06 家庭の子育て すべて親から始まる
2007/06/05 図書館利用を促す 読書の習慣、幼少から
2007/06/04 コミュニケーション力育てる グループ作業、表現重視
2007/06/03 幼児教育と縦の連携 小学校への「準備の場」
2007/06/02 教師のゆとり 現場に大きな裁量
2007/06/01 さまざまな“特別支援” 「落ちこぼれ」は出さない

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心理学者・小沢牧子さんの講演を聴きました [子どもの世界]

子どもの場所から

子どもの場所から

  • 作者: 小沢 牧子
  • 出版社/メーカー: 小沢昔ばなし研究所
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本

リベラルな考え方を持つ臨床心理学者で、現在は和光大学オープンカレッジ講師、日本社会臨床学会運営委員を務めておられる小沢牧子さんという方の講演を聴きました。講演タイトルは「子どもの場所から−子どもと本とおとなのかかわり」。「子どもの場所から」というのは小沢さんが昨年出版された本の名前です。

この本は、ご自分の子どもさんとの関わりから、現在の親子関係の世相まで、広く子どもとおとなの問題を綴ったエッセイ集です。連載されたのをまとめたものなのですが、後半部分になって教育基本法改正や自民党流の教育改革の動きが出てくるにつれて、文章に何とも言えない緊迫感と苦悩が出ていて、そのあたりの文章を読むと、「あのころ」を思い出して、私も胸が痛くなります。

今回の講演会は「子ども・本・文化を考える会」という市民団体が主催したもので、子ども、おとな、本をキーワードにして子どもとの関わり方を考えてみようという感じでした。

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テロ特措法の部隊がイラク戦争も支援?! [戦争と平和]

生活立て直し中のまいです。とは言ってみても、日々降ってくる用事もあり、1年間放っておいた家事、雑事が一気に片付くわけもなく(笑)、こちらもリアルでの活動やブログと同じように長期化必至です。いつも拝見するブログ回りをしていると、朝まで生テレビで「テロ特措法の名目で派遣された自衛隊が、実はイラク戦争に出撃する米軍の支援もしていた」という発言があったということで、またまたとんでもないことが発覚したみたいです。

でも私としては、こんな慣れは良くないことだと思いますが、「それくらいのことあっても不思議じゃないよねえ」と、あまり驚かない部分もあります。佐藤議員の発言等から垣間見られる自衛隊の性格からして、現地に行った後、「○○法の範囲では、活動はここまで」とか「これ以上はできません」とか、しっかり考えて振る舞っているとは思えないです。何の仕事でも現場というものは、良く言えば融通が効き、悪く言えばなあなあで通ってしまう。すごく悪く言えば無法地帯になることもあります。まして、国民の目が届かない海外に派遣された「軍隊」で、軍事機密の名のもとに本国で情報公開を迫られチェックされる可能性も免れている。となれば、そのくらいの逸脱行為はあっても驚きません。

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