SSブログ

【意見募集中−26日まで】辺野古問題・政府が出したアセス方法書について

tamaraさんのブログから情報をいただきました。

このブログでも何回か取り上げた、辺野古の滑走路建設問題です。政府が環境アセスメントの方法書を提出し、その内容について意見を募集中だそうです。27日締め切りなので、26日までにグリーンピースで意見を取りまとめたいとのことです。

問題点の詳細についての情報、および意見の送付はグリーンピースのホームページまでお願いします。辺野古の海中の様子、ジュゴンの姿も、穏やかな声のナレーション、BGMとともに見られますよ。

以下はそのグリーンピースのHPの文章の一部です。
*****************************************

8月7日、国はこの工事を始めるための第一段階である環境アセスメントの方法書という文書を県に提出しました。しかし、この方法書には、建設される基地において何がどの程度の規模で行われるのかなどの事業内容が示されてないどころか、調査内容をどのように評価するのかすら記載されていません。これではこの基地が与える環境への影響を調査し適切に評価することはができるはずがありません。また、沖縄県など地元の自治体からはこの文章の受け取り自体を保留されています。

国はこれを無視し、8月14日から一方的に独自に指定する場所でその方法書の公開・閲覧を開始しました。このため、住民は関係自治体でその方法書の閲覧ができません。ましてや、世界中の人々が注目しているにも関わらず、沖縄以外に住む人々が閲覧できない状況です。さらに、この環境アセスメント書には調査の詳細が記載されていないなど、問題が多く残ります。

9月26日までの約3週間、グリーンピースは沖縄の絶滅危惧種のジュゴンを救うため世界中から緊急メッセージを募集し、9月27日に防衛省と環境省に届けます。
******************************************

沖縄県など地元自治体も文書の受け取りを保留しているのですね。私たち市民も力になりたいと思います。

また、「Sightsong」さんのブログ、「ジュゴンの棲む辺野古に基地がつくられる 環境アセスに意見を出す前に(1)(2)(3)」もとても参考になります。ぜひお読み下さい。



【記事の紹介】日本はなぜ負債大国になったか? [福祉国家へ]

さて、また固い話題に戻ります。政府の役割を「国民の最大多数が幸福になる政策をすること」と定義した時、いまの新自由主義(市場原理主義)の方向と福祉重視の国を目指すのとどちらが良いでしょう(ここでは、基本は市場原理主義でその歪みを福祉で修正するという案は除くことにします・・・中途半端であり、根本的な解決には至らないと思います)。

おそらく、新自由主義で大儲けする一握りの人たち以外は、福祉重視の国である方が幸福になれるのではないでしょうか。少なくとも私はそういう国に住みたいし、子ども世代に受け継いでほしいです。

しかし、福祉国家を目指す前に、多くの人が懸念するのが財政赤字の問題です。確かに日本の負債は800兆円超えとされ、巨額のものになっています。「そんな赤字国である以上、福祉や教育にいまよりも公的費用をかけることはできないじゃないか」。こういう声はたいへん多いですし、政府も国民がそう思うように誘導している節があります(借金時計とかですね、そして増税やむなしという方向へ)。

2つ前の記事でウッピョンさんが指摘されたように、「負債とされているのは実は本物の負債ではない」という説もあり、私もかなり納得できますが、ここではいちおう現実に負債はあるという前提にします。

では、なぜそんなに負債があるのか不思議に感じませんか?国民のほとんどは、本当に勤勉に働いています。その姿勢は戦後一貫して変わっていません。いくらバブルで挫折したからといっても、国が立ち行かなくなるほどの借金を抱えるのは何かが変ではないでしょうか。現実に大企業は好況とされているし、銀行の不良債権もほとんどなくなっているそうです。何かがおかしいのでは?

続きを読む



このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。