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【続報】イラン人ペガーさんの強制送還について [一人ひとりを大切に]

27日に緊急署名をお願いした、イラン人ペガーさんの強制送還についての続報です。彼女は同性愛者のため、イランに帰国すると死刑になる可能性がたいへん高いということで、送還日時まで決まっていたのですが、人権保護団体などが亡命先のイギリスに難民申請を認めるように強く要請していました。いまのところ最悪の事態は免れつつあるようです。支援ブログより簡単に要点を載せておきます。

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英国国会議員と支援団体との話し合いがあり、それを受けて議員が入国管理局に正式にペガーさんの件に関しての再考を求めました。また、ペガーさんの弁護団も入国管理局に難民申請の再審査の申し入れをしました。
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ブログよりのまとめは以上です。また、イギリスが拒否した場合の受け入れ先としてイタリアが名乗りをあげているという情報も載っています。こうした事態を受けて、いまのところ署名や要請活動は一時停止しているそうですが(訂正です。私の勘違いがありました。ネット署名は続けています。支援ブログからぜひお願いします。8/31)、今後も予断を許さない状況なので、よろしかったら上記の支援ブログで情報をフォローしていただければと思います。よろしくお願いします。



韓国人人質解放が決定し、少し安堵しました・・そして日本の方向は? [戦争と平和]

朝日新聞の記事からです。これ以上の韓国人犠牲者が出ないことに安堵しました。既に犠牲になった宣教師さんたちのご冥福を祈るばかりです。それとは別に、韓国軍は年内撤退が決定していることをこの記事で初めて知りました。ところが、日本に関してはテロ特措法を延長するように今日も町村外相とライス氏が話し合ったようです。アフガニスタン国土のことと、インド洋のことで単純に比較はできないかもしれませんが非常に疑問です。世界的な動きとしては撤退方向のなかで、最後まで自衛隊を引き上げない意味があるのでしょうか。

人質19人全員解放で合意 韓国軍年内撤退が条件

韓国大統領府の千皓宣(チョン・ホソン)報道官は28日夜、アフガニスタンの武装勢力タリバーンによる韓国人人質事件について、アフガンに駐屯する韓国軍の年内撤退とアフガン内でのキリスト教宣教中止を条件に19人の人質全員の解放で合意した、と発表した。全員解放までは数日かかる見通しだという。

 千報道官によれば、この日1時間半ほど、韓国側がタリバーン側と直接交渉を実施した結果、合意に達した。韓国政府として「今回の合意を滞りなく履行し、(人質が)一日も早く家族のもとに安全に帰ることができるよう、すべての措置を取る」と明言した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領も「滞りなく、最後までやり遂げるように」と指示した。

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生活を立て直し、長距離走の態勢にします [市民運動]

昨年9月に教育基本法の政府案(いまでは現行法)を読んで、「こんなの、民主主義下での法律じゃない!子どもはこんな方針で教育を受けさせたくない」という、母としての直感的思いこみ?からスタートした私なりの小さな市民運動でした。

教育基本法はもちろん教育3法も(私としては)評価できない方向に変えられてしまうし、情報を収集していくうちに、米国主導の新自由主義、市場原理主義を知り、本当に驚きました。国民の精神を統合する復古調の教育とそういう経済の動きは、切り離せない二本柱として、いまの日本の大きな流れとなっているという自分なりの結論に至り、絶望感さえ覚えました。

そのなかで明るい要素としては、国民が(この流れをはっきりと認識しているかどうかはわかりませんが)、何らかの違和感を感じて、先の参院選では与党を選択しなかったこと。そして民主党がいまのところテロ特措法延長反対を始め、政府とは違う選択肢を国民に提供しようとしているように見えることです。

私はこれからもリアルでそしてネットで小さな運動を続けていく決意をしています。しかし、いままでは、例えれば短距離走のペースでやってきました。もちろん、私よりもはるかに知識や能力があり、日常生活や仕事と、市民運動やブログを見事に両立されている方は多いのですが、もともと政治や経済の予備知識が少なく、「素朴な市民的疑問」から出発した私にとっては、たいへんな一年間でした。

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アフガン戦争支援は日本の評価を上げない [戦争と平和]

毎日新聞を読んでおられる方はご存知だと思いますが、社会面に「喜怒哀楽」というコラムがあります。日によって、喜・怒・哀・楽のどれかをテーマに記者が随筆風に書くもので、小さいけれどもピリッとした文章も目立ちます。

今日は「怒」でアフガニスタンについてでした。長く同国で人道的支援を続ける中村医師。最近の発言については以前から耳にしていましたが、やはり・・とため息が出ました。現場感覚に基づいた意見はずっしりと重いです。こういう議論がもっとなされるべきだし、メディアもきちんと伝えてほしい。今日のこのコラムに賛同し、以下に載せておきます。

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 「外国軍を増やすのは火にガソリンをかけるようなもの」。干ばつが進むアフガニスタンで、用水路を造るNGO「ペシャワール会」の中村哲医師(60)の講演を聞き、悪化する現地情勢が見えるようでした。かつて日本人というだけで得られた信用は消え、約15年前から続く医療活動も一部撤退。やはり「一方で軍事協力をしながらの復興支援はありえない」のです。発足した安倍改造内閣は、アフガン戦争に協力する根拠のテロ特措法問題にどう対応するのでしょう。始めに延長ありきの議論だけはご免です。           (地方部・斉藤貞三郎)
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本日朝9時まで!・イギリスがレズビアンの難民申請を却下(署名要請)[転載] [一人ひとりを大切に]


イラン人レズビアンの女性の難民申請をイギリスが却下し、強制送還の予定だそうです。ところが、イランでは同性愛者は認められておらず、送還されれば死刑(石打ち)になると考えられるそうです。期日はとても迫っていて、なんと本日朝9時だそうです(もう1時間半しかない!)。とりあえず、全文転載しておきますので、よろしかったらメールをお送りください。

ヤメ記者弁護士さんのブログからの転載です。

【転載】要請文が完成いたしましたので、ご賛同いただける方は、お名前と肩書きを支援用に開設したメールアドレス

pega_must_stay@yahoo.co.jp

までお送りいただけるとありがたいです。

期限はほんとに間際でも申し訳ないですが、明日(注27日のようです:mai)朝9時で締め切りとさせていただき、明日には駐日イギリス大使館、外務省に行き、提出する予定です。

以下に要請文を貼付けます。
宛先が二つですがほぼ同内容で、最後の文章だけ違います。

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弁護士有志が教育基本法案について、民主党に意見・提言を送りました! [教育基本法]

先週からなぜか溶連菌感染症にかかってしまい、週明けから治療中です。大人なので高熱にはなりませんでしたが、のどが痛くて微熱が出ました。いまもなんとなく本調子ではないのですが、教育基本法で嬉しい動きがあったので、書いておきます。できるだけ簡潔にと思いますが、どうなることやら・・・。

教育基本法が「改正」されてしまったことには、いつまでたっても無念さが消えません。こんな法の下で子どもを育てていかなければならないかと思うと、胸のなかに重い石をかかえているように暗い気持ちになります。そんななか、13名の弁護士さんが、昨日、小沢代表,菅,鳩山氏ら執行部および参院民主党議員全員(凄すぎる!)に、民主党の「日本国教育基本法案」に対する意見と提言書を郵送で送付してくださいました。

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テロ特措法:欧州各国の対応や意見を調べるべき! [戦争と平和]

ちょっと前になりますが毎日新聞にテロ特措法について、やや新鮮な切り口の記事が載っていたのを見つけましたので、掲載しておきます。欧州諸国は「復興」、米国は「対テロ戦争」という位置づけで、そもそも米欧の間に見解の相違があったというものです。

どちらが正論であるか?おそらく欧州側でしょう。日本が米国の「対テロ戦争」に付き合うことは、日米安保条約の内容を超えたものであり、日本にとって経済的にも軍事的にもデメリットがメリットをはるかに上回るものだと思います。国際的な道義から見ても問題は多いでしょう。

新聞記事なので、民主党の方々は当然知っていると思いますが、一市民の意見として、民主党宛てに次のようなメールを送っておきました。
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伝える難しさ(わが家の場合) [市民運動]

私は自分のスタンスとして、リアルでの活動(と言ってもたいしたことしてませんが(^_^;))とブログでの発信は車の両輪で、あえて順番をつければリアル>ブログだと思っています。もともと「教育の会」を昨秋作り、ニューズレターを出したあとで、「う〜ん、ニューズレターで知ってくれた人がネットで検索してなんにもなかったら悪いなあ」というのがブログを始めた動機です。

それと、現時点では状況が流動的だと思うのですが、やはりまだネットの伝達力は高くないですね。マスコミで流れない大切な情報が得られたり、市民が情報発信者になれたりすごい面はいっぱいですが、ではご近所さんと同じ情報を共有できているか?というと、例えば私のこのブログ、身のまわりの人はだ〜れも知らないだろうし(県内で20人くらいかなあ)、ずっとメジャーどころの政治ブログ、例えば天木さんのブログでも、私が少し選挙ボランティアした時、「いつも読んでます」と言ってくれたのは、数百人のうちたった一人(30代くらいの男性)でした。

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佐藤議員に対する公開質問状への賛同者を募集中です [戦争と平和]

前回記事でも書きましたが、参議院議員佐藤正久氏、そしてイラクへの自衛隊派遣時の責任者であった小泉前首相、現責任者である安倍首相に、3弁護士ほか賛同者約150人が、8月16日づけで公開質問状を送付しています(安倍氏に対しては要望書の形式です)。その質問状および要望書について、現在も引き続いて賛同者を募集中ということですので、お知らせします。

News for the People in Japanというホームページのこちらから署名、コメント送信ができます(ホームページでは2段目の右上あたりにあります)。

長文ですが、以下に質問状および要望書を掲載しておきますので、賛同していただける方はどうかお願いします。

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佐藤議員の発言・・・やっと新聞に載りましたね [戦争と平和]

ネットでは話題騒然だったのに、リアルでは周囲の人は誰も知らないという信じられない状態だったのですが、中山弁護士、杉浦ひとみ弁護士たちの尽力により、公開質問状を送ったことがようやく新聞に取り上げられました。ヤメ記者弁護士さんのブログNews for the People in Japan、その他いくつものブログに詳しい情報がありますし、東京新聞や何紙かの地方紙でも記事となったようなので、書き遅れた(?)私は取りあえず毎日新聞の記事を転載しておきます。

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イラク派遣:元陸自のヒゲ隊長、佐藤参院議員に質問状

 元陸上自衛隊イラク先遣隊長の佐藤正久参院議員が、派遣先のイラクで他国軍隊が攻撃を受けた場合、駆け付けて援護する「駆け付け警護」を行う考えだったことを表明したことに対し、弁護士ら約150人(呼びかけ人代表・中山武敏弁護士)が16日、「違憲」と公開質問状を送った。
 佐藤氏は10日に放映されたTBSのニュース番組で、当時イラクで指揮官として「駆け付け警護」を行うつもりだったことを明言し、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と発言した。「駆け付け警護」は、正当防衛を超えるとして憲法解釈で認められていない。
 質問状は「違憲、違法なもので、シビリアンコントロールに反する」として、7項目について今月中の回答を求め、安倍晋三首相にも佐藤氏に辞職勧告するよう要望書を送った。佐藤氏の事務所は「現場に行って法的不備があると感じての発言。質問状は届いていないが精査する」と話した。
【長野宏美】

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