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安倍首相、ひどすぎる!これでは独裁国家です [政治の不思議]

朝日新聞のネットに出ていた記事を読んで、息が止まりそうになりました。
国民に信を問う機会なく組閣して、初めての国政選挙。そこに現れた民意を尊重するのが普通の政治家のはずです。それが、事前に「どのような結果であっても首相を継続する」ことを自らが強く要求し、内々に決まっていたなんて・・・。

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森氏ら「首相継続困難」伝えていた、安倍氏は継投貫く

 自民党の森元首相、青木幹雄参院議員会長、中川秀直幹事長の3人が参院選投開票日の29日、「安倍首相の辞任は必至」という見方を一時固め、安倍首相本人に「続投は困難」と伝えていたことが関係者の話でわかった。しかし、安倍首相は「いかなる結果になろうとも首相を続ける」と続投に強い意欲を示したため、森氏らも最終的に受け入れたという。

 安倍政権を支えてきたキーパーソンである3人は29日午後、東京都内のホテルで会談した。獲得議席ごとに複数の選挙結果を想定して、安倍首相や自民党がどのように対応するか協議した。この結果、「自民党の獲得議席が30台後半になる可能性が高い」との認識で一致。40議席を割り込んだ場合には、青木氏は参院議員会長を、中川氏は党幹事長を、責任をとって辞す考えを、この場で示した。

 しかし、それでも「世論は収まらないのではないか」(出席者の一人)という声が上がり、安倍首相の続投も難しいと判断。中川氏が首相公邸に安倍首相を訪ね、選挙結果が惨敗に終わった場合に、首相が開票後にテレビ出演をするにあたってどのような発言をすべきか、などの対応策を具体的に伝えた。

 これに対し、安倍首相は中川氏との面会後に森氏に電話。「どういう事態になっても、私は辞めない」などと伝えた。安倍首相は28日にも、森氏に電話し、「厳しい状況だが、どういうことがあっても、私は首相をやらせていただきます」と語っていたという。森氏はこのときは一度、返事を留保したが、安倍首相が重ねて続投に強い意欲を示したため、最終的にこれを受け入れた。
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選挙中の「私か小沢さんか、どちらが首相にふさわしいか?」という言葉は完全にウソだったのです。この国はいま、「美しい国」でも「普通の国」でもありません。一人のわがままな専制者に振り回されている独裁国家です。そして、誰一人彼を諫めることができない党幹部たち。本当に情けない。

<追記>
書いたあと、他のブログを訪問すると、森氏周辺からの意図的リークだろうという推測がありました。確かに・・・当事者しか知り得ない詳細な情報、リークでしょうね。「それにしてもよくここまでわかったなあ」と思いながらも、新聞記事をそのまま読んでしまった私は、まだまだ初心者ですね(^_^;) でもやっぱりひどすぎる。マスコミはきちんと「専横な極右政権」と書いてほしい。


2007-08-02 19:38  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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