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卒業式で5カ国の国旗を掲揚! [学校と子ども]

卒業式の日の丸・君が代関連で良い話題です。
嬉しくなって、思わずブログで紹介することにしました。

つくば市立の小学校で日の丸以外に、卒業する児童の出身地のエチオピア、中国、韓国、タイ、フィリピンの国旗を掲揚したそうです。
外国からの研究者の多いつくばならではのことかもしれませんが、子どもの尊重や真の国際化とはこういうことから始まるように思いました。
掲揚した先生方に拍手を送ります。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070321k0000m040117000c.html

こういう記事を読んで嬉しくなる自分の気持ちをちょっと振り返ってみると・・・、日の丸そのものに強い抵抗があるというよりも(もちろん戦争時の状況を読み聞きするたびに、戦後に国旗も国歌も変えていた方が良かっただろうにと思います)、「日本の学校だから日の丸だけを掲揚して当たり前」「国を愛するべきだから、日の丸に礼をして当然」・・・それができない者は教師失格(ということは、間接的にも生徒にも強いることになる)という、そういう「○○だから、全員○○して当然」という、みんなをひとつの色に染めようとするかのような発想に違和感を感じるのですね。

どこかの高等教育機関(名前は忘れました)で日の丸と並んで国連旗を掲げたという記事にも賛意を覚えました。ひとつのものに無理に統一すること・・・それは突き詰めれば自由にものを考えることができない人を育ててしまうことにつながると思います。


2007-03-20 22:06  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

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コメント 2

タマラ

一つのものに統一すること、強制すること、これが一番問題ですね。
私は子どもの頃、日の丸はきらいではありませんでしたが、学校でのあまりの強制ぶりにほとほと嫌になりました。運動会に使う万国旗(大国旗と読んだほうがいいと思いますが)を洗濯するとき、若い女の先生が「日の丸だけは別にして手洗いするように」と言われたり。
張り方が1ミリ上だの下だの、日の丸には一礼しろ、だの言われたりしていると、これは全体主義ではないかと感じるのです。
つくば市立のこの小学校は立派ですね。
学校の教員にとって卒業式と入学式は大きな感動である反面、もっともストレスが強まる時だなんて悲しいです。
by タマラ (2007-03-21 22:34) 

mai

タマラさん、いつもありがとうございます。とっても励みになります♪

>運動会に使う万国旗(大国旗と読んだほうがいいと思いますが)を洗濯するとき、若い女の先生が「日の丸だけは別にして手洗いするように」と言われたり。
張り方が1ミリ上だの下だの、日の丸には一礼しろ、だの言われたりしている

そ、そんな細かいことまで先生に対して「指導」されていたのですね。
うんざりしてしまいます。私たちは主権者であり、日の丸の下位にいるものではないはずです。何でそんなに日の丸さまが偉いのか、私には理解できません。
日の丸に対するいまの教育は、リベラル派の人にとっては、それまで特に嫌いでなかった日の丸を大嫌いにする効果は絶大だと思います(私もそうです。放っておいてくれたら、普通に好きなはずですが、いまでは嫌いです)。
そういう人間の心理がわからないか、わかっていてもかたちだけの従順さを求める人たちが政治を動かしていることがとても悲しいです。
by mai (2007-03-22 20:54) 

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