SSブログ
政治の不思議 ブログトップ
- | 次の10件

【お勧め記事】新政権、本当の課題 [政治の不思議]

出版社の日経BP社のホームページに載っている「新政権、本当の課題」という記事がお勧めです。

渡辺治一橋大学教授のインタビューで、新自由主義とは何か?世界的にみてどうして新自由主義が台頭してきたか?安倍内閣が失敗したのはなぜか?など、わかりやすく解説してくださっています。

渡辺氏はポスト安倍政権の取り得る選択肢は4つあると分析しています。「1つは構造改革をさらに推進する急進的な新自由主義、2つめは構造改革をマイルドに進める漸進的な新自由主義、3つめは構造改革の痛みの手当てとして新保守主義を持ち込む考え方、最後は福祉国家型の政策に転換する考え方です」。

渡辺氏は今回誰が首相になっても「漸進的な新自由主義」になるだろうと予測したうえで、福祉国家型の政策に転換することを提唱しています。「漸進派と急進派を行ったり来たりする状況は、危機的な状態です」とも。私の考えに最も近い解説を読んだ気がしました。

*日がたつと、会員登録しないと全文読めなくなるようです。興味ある方はぜひ早めにお読み下さい。



安倍首相はやっと辞職しましたが・・・ [政治の不思議]

今日、午後のニュースで偶然見てびっくり。本来、ほっとするべきですが、そういう気持ちは湧いてきません。火事のあとの焼け跡に立っているような虚しさを感じます。首相はやめても、安倍内閣で強行採決された数々の法律は生きています。私たちの次の課題は、安倍内閣によって作られた悪法をどうやって元にもどすか、さらにより良いものを作るか・・・だと思います。

強行採決された主な法律を挙げておきます(後記:これを全部取り替えましょうという意味ではなく、この中で再改正が必要なものを見つけなくてはならないということで、主なものをのせました)。
1)改正教育基本法
2)19年度予算案
3)国民投票法案
4)在日米軍再編特措法案
5)少年法改正
6)更生保護法案
7)教育三法:学校教育法、地方教育行政法、教員免許法の改正。
8)社保庁改革法案
9)年金時効特例法案
10)イラク特措法案
11)改正国家公務員法

特に、国民の命と心を守るべき平和と教育に関する法律を、十分な審議なしで強行採決したことを、私は一生忘れませんし、この内閣を許す日は絶対に来ないでしょう。



安倍首相、ひどすぎる!これでは独裁国家です [政治の不思議]

朝日新聞のネットに出ていた記事を読んで、息が止まりそうになりました。
国民に信を問う機会なく組閣して、初めての国政選挙。そこに現れた民意を尊重するのが普通の政治家のはずです。それが、事前に「どのような結果であっても首相を継続する」ことを自らが強く要求し、内々に決まっていたなんて・・・。

*****************************************
森氏ら「首相継続困難」伝えていた、安倍氏は継投貫く

 自民党の森元首相、青木幹雄参院議員会長、中川秀直幹事長の3人が参院選投開票日の29日、「安倍首相の辞任は必至」という見方を一時固め、安倍首相本人に「続投は困難」と伝えていたことが関係者の話でわかった。しかし、安倍首相は「いかなる結果になろうとも首相を続ける」と続投に強い意欲を示したため、森氏らも最終的に受け入れたという。

 安倍政権を支えてきたキーパーソンである3人は29日午後、東京都内のホテルで会談した。獲得議席ごとに複数の選挙結果を想定して、安倍首相や自民党がどのように対応するか協議した。この結果、「自民党の獲得議席が30台後半になる可能性が高い」との認識で一致。40議席を割り込んだ場合には、青木氏は参院議員会長を、中川氏は党幹事長を、責任をとって辞す考えを、この場で示した。

 しかし、それでも「世論は収まらないのではないか」(出席者の一人)という声が上がり、安倍首相の続投も難しいと判断。中川氏が首相公邸に安倍首相を訪ね、選挙結果が惨敗に終わった場合に、首相が開票後にテレビ出演をするにあたってどのような発言をすべきか、などの対応策を具体的に伝えた。

 これに対し、安倍首相は中川氏との面会後に森氏に電話。「どういう事態になっても、私は辞めない」などと伝えた。安倍首相は28日にも、森氏に電話し、「厳しい状況だが、どういうことがあっても、私は首相をやらせていただきます」と語っていたという。森氏はこのときは一度、返事を留保したが、安倍首相が重ねて続投に強い意欲を示したため、最終的にこれを受け入れた。
***************************************

選挙中の「私か小沢さんか、どちらが首相にふさわしいか?」という言葉は完全にウソだったのです。この国はいま、「美しい国」でも「普通の国」でもありません。一人のわがままな専制者に振り回されている独裁国家です。そして、誰一人彼を諫めることができない党幹部たち。本当に情けない。

<追記>
書いたあと、他のブログを訪問すると、森氏周辺からの意図的リークだろうという推測がありました。確かに・・・当事者しか知り得ない詳細な情報、リークでしょうね。「それにしてもよくここまでわかったなあ」と思いながらも、新聞記事をそのまま読んでしまった私は、まだまだ初心者ですね(^_^;) でもやっぱりひどすぎる。マスコミはきちんと「専横な極右政権」と書いてほしい。



松岡さんの自殺について [政治の不思議]

まず、ご冥福をお祈りします。

新聞などで取り沙汰されている話題のなかで、私は「政治とカネ」については関心が高い事柄ではなく(大事なことだとは思いますが、私の力ですべての分野を追うことはムリなので)、松岡さんの問題についてもあまり詳しくはありません。その上での感想です。

逃げることはできなかったのでしょうか?本人にも家族にとっても、死ぬよりは辞任する方がずっと良かっただろうに。たとえ証人喚問等受けても、謝り続ける人生であっても生きていてほしかった。ただ、医学的にみてうつ状態に陥っていた場合には、そういう理性的な考え方は通じません。もう本当に「死ぬしかない」と思い詰めて、発作的に実行してしまいます。残念ですが、それは防ぐことは難しいのです。周りの人が愛情を持ってその時期を乗り越えるように目を離さないようにしてあげる、または入院しなど自殺できない状況においてあげることが必要になります。

続きを読む



規制改革会議「解雇制限 緩和を、最低賃金引き上げ反対」 [政治の不思議]

今日はあまり時間がないので、毎日新聞から記事の紹介をします。
***********************************

内閣府の規制改革会議(草刈隆郎議長)の再チャレンジワーキンググループがまとめた労働分野に関する意見書の全容が明らかになった。解雇規制の緩和や労働者保護の法的見直しなどを挙げている。安倍政権がワーキングプアなど格差解消に向け取り組む最低賃金の引き上げについては「賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらす」と事実上反対している。同会議は週明けに公表し、3年間かけて検討するが、労働者保護の撤廃を中心とする内容に労働側の反発が予想される。
 報告書は、労働分野の問題について「労働者保護の色彩が強い労働法制は、企業の正規雇用を敬遠させる。労働者の権利を強めれば、労働者保護が図られるという考え方は誤っている」と指摘。最低賃金引き上げや、労働時間の上限規制などを疑問視している。

続きを読む



予算案、衆院通過! [政治の不思議]

http://www.asahi.com/politics/update/0303/004.html

きっと私の勉強不足のせいが大きいだろうと思いますが、この記事を読んでも今回の予算案の争点が何だったのかわからずしまいでした。防衛費?医療・社会福祉費?・・・・??
熱心に日々の政治状況をウオッチできていない私には、「産む機械」発言や政治とカネについて質疑があったことは知っていますが、例えば志位さんが指摘していた母子家庭の貧困問題(私はあまり国会中継を観る時間がないのですが、あの日はたまたま観ていました。共産党関係者ではないのですが、あれは説得力のある演説だったと思いました)に対する対応はどうなったの??

予算委員会ではまたもや「強行採決」だったとのこと。この大議席で強行採決をしてしまえば、なんだってできてしまいます。そんな状態は国民にとってすごく不幸なことに違いありません。



- | 次の10件 政治の不思議 ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。