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プリンスホテル新高輪に対する要請・呼びかけ人や賛同人になってください [一人ひとりを大切に]

いろいろと書きかけになっていることが多いのですが、今週末にかけて身辺が慌ただしくてなかなか更新できそうにありません。

とり急ぎ、日教組の全体集会の会場使用および参加者の宿泊拒否問題について、「プリンスホテルの集会使用拒否問題を考える会(発起人 毛利正道氏、事務局長 田場暁生氏)」から、プリンスホテル新高輪への要請文が届きましたのでご紹介します。呼びかけ人(ネット上で氏名公表)や賛同人(コメントのみ)になってくださる方を募集中です。

第4次集約が3月2日(日)24時締め切りだそうなので、よろしかったらぜひそれまでにお願いします。
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/08.2.3purinsu.html

以下、要請文です。

*****************************************
裁判所の決定まで無視したグランドプリンスホテル新高輪に対する要請への賛同を呼びかけます
            2008.2.3 発起人  非戦つうしん主宰  毛 利 正 道
                              http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0.html

東京品川のグランドプリンスホテル新高輪が、高等裁判所の決定を無視して2月1日の日教組教育研究全国集会全体集会の会場使用を拒否したため、全体集会が中止に追い込まれました。
http://www.asahi.com/paper/editorial20080202.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008020202084385.html
http://www.shinmai.co.jp/news/20080203/KT080202ETI090004000022.htm
毎年街宣車を繰り出して各種集会妨害に狂奔する右翼の策動、並びに同ホテルが既に昨年5月になしていた日教組との会場使用契約の破棄通告をしたことも強く批判されなければなりませんが、同様のケースでも、従来は裁判所の命令に従って催しが実施されて来ており、ここにいたっての催し中止は初めてのことと報道されています。

 今回のグランドプリンスホテル新高輪の会場使用拒否は、
1  主催者日教組と集会参加予定者の憲法で保障する「集会表現の自由」を蹂躙し、理不尽な右翼の策動が目的を達したことになったばかりでなく、
2  今後も同様な裁判所の命令を無視して会場使用を拒否する事例が増え、会場使用契約自体を拒むという最近の重大な傾向と相まって、右翼に睨まれるものは集会を一切開催できないという、表現の自由なき社会が招来されかねず、
3  事態はこれに止まらず、どんなことでも「裁判所の命令を無視して構わない」という風潮作出を助長し、現代社会における「司法によって紛争を解決する」という最低限の社会的ルールが破壊される恐れすら出てきます。

 よって、私たちは今回のホテル側の態度を許すことは決して出来ません。私たちは、同ホテルの経営主体である(株)プリンスホテルに対し、
・主催者日教組と参加予定者および社会に謝罪すること
・日教組より次回の会場使用申込みがあったときには受諾すること
・日教組と参加予定者に対し今回の事態に対する十分な償いを行うこと
・表現の自由を尊重し今後同ホテルはもちろん全国の系列「プリンスホテル」において二度と同様の態度を 取らないこと
・この申し入れに対し誠実に回答すること

以上を要請します。

****************************************

ご賛同いただける方は、下記の1または2を選んで毛利さん宛てにメールをお願いします。なお、この応募文は上に載せたサイト内に同じものがあります。

               宛先  毛利正道   mouri-m@joy.ocn.ne.jp
応募文
1 (○をつける)呼びかけ人になる
   (主催者の一人としてインターネットで順次公表します。あれば肩書きも記載してください)
2 (○をつける)賛同人になる(インターネットでは公表しません)
3 ひと言(任意)
4 個人(または企業・団体)の氏名・所在自治体

この事件については言うまでもなく非はホテル側にあると思いますが、それを何となく許してしまう社会の空気、「変だな」と思いつつもやり過ごしてしまいがちな私たち市民の側にも危ういものを感じます。


2008-02-22 13:02  nice!(1)  コメント(10)  トラックバック(12) 

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志村建世

とりあえず「呼びかけ人」に参加しました。こんな「ひと言」つきです。

問答無用の強硬姿勢で有名になって反発を買い、テロ攻撃の標的にでもされたら、「お客様の安全を考えた」つもりが逆効果になりますよ。客商売は、敵を作ってはいけません。
by 志村建世 (2008-02-22 19:11) 

mai

>志村建世さん
さっそくどうもありがとうございます。正しいことを普通にする。それが一番「安全」で長い目でみて信頼を得る方法ですね。志村さんの記事中に書かれている連合のボイコットはもっともなことだと思います。
by mai (2008-02-22 20:46) 

女衒の辰

早速、賛同人に参加いたしました。
maiさんや志村建世さんのような『呼びかけ人』としての積極的活動には感服します。
by 女衒の辰 (2008-02-22 23:18) 

まみ

maiさん、こんにちは。私もこの件は気になっていました。それで、少し教えてほしいことがあります。

実際、日教組の集会が行われ、街宣車が大音響で周囲を走り回るという事態になった場合(必ずなります)、警察が阻止してくれるなり、政府のどこかが動いてくれるのでしょうか?それでなくて、放置ならば、ホテル側の決断にすべて非があるとはいえないような気がするのです。

昨年、当地のある大きなホールで日教組の集会がありました。私は全く知らずにその近くの喫茶店に、本を読みに行きました。そうしたら、ものすごい数の街宣車が大音響の音楽とともにわめきながら、何度も何度もホールの周囲をぐるぐると回っていました。とても本を読むどころではありませんでした。

警察も出動していましたが、たぶん、何かもめ事があったときのためなんですね。ただ、警備している、というふうで、街宣車のことは黙認(?)でした。道は何カ所か警察によって封鎖されていて、大回りして帰るはめになりました。

私の知り合いでも、選挙に出ただけで家の周りを走られた(街宣車で)かたがいます。でも、誰も助けてくれません。終わるまで耐えるしかないのです。

今回のホテル側の態度を黙認するのもよくないとは思いますが、どこでも、どんな集会でも受け入れて開催して、そのことで何か迷惑行動をされた場合は、それを阻止してくれるシステムなり名目なりがないことも、問題なのではないでしょうか?

そのあたりのこと、お詳しいかたがいらっしゃいましたら、教えてください。まだまだわからないことだらけなので、勉強させていただきたいと思います。
by まみ (2008-02-24 19:21) 

mai

>女衒の辰さん
賛同人になってくださり、本当にありがとうございます!昨今は分野を問わず次々と山のように問題が起こりますね。それぞれの方の事情に応じて、できる範囲で協力し合っていきましょう。
by mai (2008-02-24 21:37) 

mai

>まみさん
確かに〜、鋭い着眼点だと思います。私は実際にそういう妨害活動を目にしたことがなく、それほどのものだとは知りませんでした(右翼の街宣車1〜2台がマイクで音楽をかけているのとすれ違ったくらいです)。

「犯罪」またはそれに準じて取り締まるとなると、迷惑防止条例や軽犯罪法違反のようなものになるのでしょうか??確かに、まみさんのおっしゃる様子だったら、ホテル側だけを責めるのは酷なような気がします。

そのあたり、私も知識が不十分なので、どなたか詳しい方がいれば教えていただきたいです。

しかし、商業ビラと同じようにしてビラを配っただけで逮捕され、そんな大音響を伴う威圧行為が黙認されるとしたら・・・。変な世の中ですね。
by mai (2008-02-24 21:44) 

東西南北

まみさんへ

 「ホテル側の決断にすべて非があるとはいえないような気がする」

 右翼とホテルの関係では、ホテル側が完全に被害者です。ホテルと日教組の関係では、日教組が完全に被害者です。右翼と日教組の関係でも日教組が完全に被害者です。

 そうすると、ホテルが日教組の会場使用契約を解除した行為は、ホテル側が日教組を「切り離した」「見放した」ということであり、暴挙です。

 ホテル側としての解決策は日教組を「切り離して」右翼が妨害活動をするのを防止するか、日教組、消費者、住民、国民と連帯して右翼と闘うかのいずれか、です。

 日教組、消費者、住民、国民は完全に右翼の被害者であり、ホテルも右翼の被害者です。そうであれば、日教組、消費者、住民、国民と連帯して右翼と闘うのが当然の解決策です。

 住民、国民、消費者、日教組などの利益を守ることがホテルの社会的責任です。右翼に妥協する理由など微塵もありません。にもかかわらず、ホテル側が「日教組」を切り離したのは、何故か?ホテル側としては、お客に迷惑がかかるということですが、日教組もお客なのです。お客を差別することはホテルの社会的な責任を投げ捨てる最悪の行為です。旅館業法によって事業停止、営業許可取り消しもありうる卑劣な行為です。

 警察が右翼の取り締まりに寛容であり、極左暴力集団の取り締まり、日本共産党などへの取り締まりに対し、異常ななのは周知の事実です。

 要は、警察の取り締まりの問題には、政治の力関係が働いているのであり、決して公平、中正、不偏不党な現状ではないという事実です。

 ですから、右翼に対する警察の甘い取りしまりの最高責任の所在は、自民党と公明党の政府、政権政党にある、ということです。右翼に甘く、民主主義運動の取り締まりには厳しい警察への批判は、自民党・公明党政権へ向ける必要があります。

 間違っても、ホテルが日教組を「切り離した」行為を「やむをえない」などとしてはなりません。悪いのはホテル側の日教組に対する態度です。ホテル側は「日教組」に誠実に相談し、ホテル側として右翼対策は万全を期しているのでどうかご安心して集会を開催してくださいとするのが当然です。ホテル側がお客様を守るべく毅然とした対処をしななければならないし、住民、国民、日教組も右翼の無法な行為、すなわち、暴力に対してはホテル側と団結して右翼を社会的に孤立させ、排除する必要があります。

 
by 東西南北 (2008-02-25 08:55) 

東西南北

 補足です。

 「犯罪」またはそれに準じて取り締まるとなると、迷惑防止条例や軽犯罪法違反のようなものになるのでしょうか??」

 日教組に対する右翼の行為は、もはや一過性のものではありません。日教組に対する全国的、歴史的な右翼の行為は組織的でもあります。したがって、現行法でいえば、刑法234条の「威力業務妨害罪」を適用する必要があります。懲役3年以下または50万円以下の罰金ですが、組織性、継続性を勘案すると懲役形が当然であり、しかも、実刑を科して社会から排除していく必要があります。
by 東西南北 (2008-02-25 09:24) 

mai

>東西南北さん
くわしい解説、どうもありがとうございます。参考になります。
先のコメントと重複しますが、ビラ配りを逮捕するならば、集会を妨害する団体も逮捕してほしいですし、そちらがずっと重大問題だと思います。
by mai (2008-02-28 20:27) 

まみ

まいさん、東西南北さん、ありがとうございます。

【要は、警察の取り締まりの問題には、政治の力関係が働いているのであり、決して公平、中正、不偏不党な現状ではないという事実です。】

ほんとにそうですね。選挙がらみで、右翼に家の周りを走られた人は、「ウエで指示している人がいるんだよね。右翼だって、タダで車走らせるわけないでしょ。」と言っていました。

by まみ (2008-02-29 22:34) 

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