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相変わらず、いろいろ迷っていますが・・・ [市民運動]

みなさん、私の個人的な記事のことなのに、たくさんの方からコメントを寄せていただき、とても感謝しています。喜八さん、solea01さん、hmさん、まみさん、志村建世さん、どうもありがとうございます。ほとんどの方とはブログで知り合ってまだ日も浅いのに、こんなに親身に考えて意見を下さって、私はそれだけでも、このブログを続けていて良かったと思います(*^_^*)

東西南北さんとWAKUWAKU_44さんにも、私はとくに悪感情はないのですが、いちおう私が暫定的に決めた1記事に2回(議論が白熱すれば3回までくらいはいいかなと思っていましたが)という回数について、特に意見を述べずに、東西南北さんは8コメント、WAKUWAKU_44さんは3コメント。しかも2人の間の議論の応酬(一部分はsolea01 さんへの攻撃)になっていて、残念ながら記事に沿ったコメントとは言い難いと思います。お二人の主張にはどちらも頷けるところはあるのですが、「やっぱり、こうやって書いてもルールを守ってくれないかな?」と悲しくなりました。

solea01さんが指摘してくださったように、So-netブログにはコメント承認制はないですね。他のブログでよく見かけるので、てっきりあると早合点していました。hmさんはSo-netブロガーのみコメントを受け付けるという設定に変えられたようで、それも一つの方法でしょう。

ところで、私がなぜこんな柄にもない政治ブログを始めたかと言うと、何回も書いていますが、
1.教育基本法変更を始めとする安倍流、さらに言えば自民党流教育改革
に全く賛同できず、将来的には教育基本法再改正を目指している。

2.このまま日米軍事同盟が強化されれば、擁護派の主張する「日本を守ってもらっているから
仕方ない」というメリット??よりも、日本の若者の命や国全体の財産が狙われる、
世界の人々(特にアメリカに「テロ支援国家」と名指しされた国の人々)の財産はもちろん
生命の危機が迫っている。実際、アフガン、イラクでは既に行われています。日本をテロ
(本当はグローバリゼーションに対するレジスタンスだと思っていますが)の標的にする
リスクを高める。戦争を起こすことによって限りある地球のキャパシティーを破壊する
という各種のデメリットの方がはるかに大きくなると考えています。

話は変わりますが、いったいいつから「日米安保条約」がいかにも戦争を連想させる「日米軍事同盟」になったのでしょう。私の好きな「ニホン」という優しい語感の呼び名だったのが、(あくまでも私の感覚ですが軽薄でイケイケムードの)「ニッポン」がメディアで多用されるようになったのでしょう。日米軍事同盟という名称は小渕首相が初めて使ったという説を読みましたが・・・。寡聞にして知りませんが、こんなことまで、法律で決めてしまったのでしょうか?私は(ほとんど観ませんが)TVでアナウンサーが「ニッポン」と言うたびに「ニホンよ!」とTVの前で言い返しています。「日本書紀(にほんしょき)」「日本語(にほんご)」「日本史(にほんし)」「日本昔話(にほんむかしばなし)」でしょう。どうしてニッポンと言う必要があるのかわかりません。

ずいぶん話がそれてしまいました(^_^;)。教育基本法については、「その変更によって実害はほどんどないだろう」というご指摘をいただいたことがあります。私はそれには断固として反対します。教育基本法は将来のある若者にどういう人間になってほしいかという「基本法」、「理念法」です。「○○すれば罰金いくら」というような法律とは違います。すぐに市民生活に影響が及ぶものではありません。しかし、大局的に見れば、何十年後かの国民の精神を規定する大切な法律です。そして、その改定の裏には政財界ぐるみの恐ろしい意図が隠されていることを確信しています。

その件について詳しくお知りになりたい方は、過去記事の弁護士有志が教育基本法案について、民主党に意見・提言を送りました!の後半の私の意見の部分、名大教育学部植田教授へのインタビューをお読みいただきたいと思います。ちなみに、前者に登場する村上弁護士は私よりもずっと見識が高く的確な分析をされますが、教育基本法関連の考え方については、ほぼ一致していると考えています。村上さんの昨年11月1日の記事以来、問題意識を共有させていただいているつもりです。

さて、問題は教育基本法も憲法も目に見えるかたちで、例えばホワイトカラー・エグゼンプションのように、国民生活を即直撃するものではないものだけに、いわゆる国民的議論が起こりにくいという難しさがあることです。本当はとても大切なことなのに・・・と残念でなりません。

コメント欄のことに話を戻しますと、上で私が挙げた自分なりの再重点テーマについては、いろいろな考え方や異論があることは承知しています。私は、このブログには反対派の方も来てほしいと願っています。私の考え方の至らない点を指摘してもらったり、盲点を教えてもらうことは有益です。ただ、私は上記2点については、かなり強い信念を持っていますので、基本的考え方については簡単には折れないと思います。

気持ちとしては例えばコメント欄で例えば反対派が8割、賛成派2割だと、私はめげてしまってブログを続けるエネルギーが途切れてしまうかもしれません。しかし、賛成・反対が拮抗しているくらいまでならば、それはかえって良いかたちではないかなあと感じています。

このブログでは私が訴えたいことを時間と体力と能力が許す限り、書いています。それに対しての真摯な意見ならば、賛否を問わず掲載したいです。ですから、明らかな暴言や読者を不快にする表現さえなければ、できる限り削除はしたくないです。そこで前の記事では「3」のような提案をしました。

wakuwaku_44さんの評判については複数の方から教えていただきました。しかし、WAKUWAKUさんのようなパワーと粘り強さがある人はごく少数としても、彼のような考えを持っている人は、国民の何割かはいると思います。WAKUWAKUさんを、過去の暴言などを持って排除してしまうことは、彼の後ろにいる多くの人との対話をあきらめることに通じるように思うのです。WAKUWAKUさんにはコメント数や長さ、そして暴言や他の方(特に東西南北さん)に対する攻撃を控えていただき、純粋に議論を書いていただきたいと思います。

さらに東西南北さんの考え方には共感する点もあるのですが、やはりコメント数が多いこと、記事の内容からズレがちであること、これまでさまざまな経緯があったことでしょうがWAKUWAKUさんに対する攻撃はいかがなものでしょうか?東西南北さんはご自分のブログを持っておられるそうなので、お二人がメインとなる議論はそちらでいかがでしょう。そしてWAKUWAKUさんもそれだけ博識なのですから、喜八さんほかが提案されるようにブログを開設、またはすでに持っておられたら公表されたらいかがでしょうか。

いまの私の考えでは、WAKUWAKU_44さん、東西南北さんともに、こちらのブログにコメントいただくのは差し支えありません。コメント数、長さ、記事との関連に注意していただきたい・・・そういうお願いです。

さらにsolea01さん、アドバイスありがとうございます。私もWAKUWAKUさんは自分の記事で読ませていただく限り、それほど評価は低くありません。すべてに議論したりお返事することは難しいと思いますが、いまのところ削除するつもりはありません。やはりこれはミニ炎上状態なのでしょうか?(苦笑)私は自分が思うところを書けたら、それで第一段階として満足する方で、例えばこれが個人的日記だったりしたら、いちいち難癖?つけられるのはかないませんが、性格的に合わないのでランキングには入っていませんが、いちおう賛否両論ある議論のネタとなることをあえて書いているので、反論があるのは当たり前くらいに捉えています。

急いで書いたので、意を尽くせないところがあると思います。また、次以下の記事でもっと考えを深めていきます。

みなさんにお礼と私の考えの一端を書いてみました。


2007-09-27 00:53  nice!(1)  コメント(20)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 20

東西南北

 「WAKUWAKUさんのようなパワーと粘り強さがある人はごく少数としても、彼のような考えを持っている人は、国民の何割かはいると思います。WAKUWAKUさんを、過去の暴言などを持って排除してしまうことは、彼の後ろにいる多くの人との対話をあきらめることに通じるように思うのです。」

  まあ、一度、学習指導要領の法的拘束力の問題(特に、教員の教材、授業の裁量権)、日の丸・君が代強制問題、受験・学歴体制の問題、学校間格差の問題、能力別学級編成の問題、検定教科書の問題、教育費の無償化の問題(特に、高等教育の無償化)、教職員の労働運動問題、政治教育の問題、で彼と議論してみてくださいませ。

  mai さんがもっとも反発するであろう教育における国家権力の介入と強制について容認あるいは賛成ぜざるをえないような圧力をかけてきます。教育費の無償化問題については、共に財源を考えていくという態度ではなく、一方的に「財源を示せ」と圧力をかけてきて、財源示せないなら「無責任だな」などと罵倒し、自分はなんらの財源についての対案を示しません。示したとしても確実に庶民増税案です。

 さて、ブログで議論するだけなら問題ないですが、実際の教育現場で彼のような行動と事実が現場を息苦しくさせているから東西は強烈に批判しているんです。この議論の実践面をご理解してください。彼は「議論のための議論」をしてるんです。それなら無視か、スルー、あるいは削除でいいんじゃないでしょうか?実生活の行動に役立たない議論など意味ですしね。実生活の状況を変えるためにブログで議論するわけです。日記じゃないですし。

  それから、wakuwaku_44を右翼論客の代表者とすることは正しいです(笑)彼を仲間にすることは、99%不可能なことですが、同じ人間であるので理論上は可能ですから、がんばってみてください。

 それからmai さんが挙げている2点については、wakuwaku_44も方向性としては賛成してきますよ。

 彼は、mai さん側の対案は何か?と突っ込んできて、最終的に「非現実的ですね」だとか「穴だらけですね」とか「隙がありすぎですね」などと言って、日米軍事同盟を容認、憲法9条改定も肯定、自民党と公明党政権の教育改革も容認してきます。教育改革については上にあげたテーマで議論してみてください。彼の非人間性がよくわかります。

 くれぐれも動揺させられて判断停止に洗脳されないようにしてください。彼の狙いは革新陣営の足を止めることにあります。どんどん積極的に彼の嫌がることをしていくことが社会の平和と向上に繋がります。

 では。

 追伸:wakuwaku_44。俺のブログならいつでも来いよ。憲法改正と学習指導要領の法的拘束力、それから憲法とは何か?の議論だろ?いつでもやるぞ。お前のブログでもいいから、早くブログを作れ。
by 東西南北 (2007-09-27 02:37) 

Ladybird

 ニッポンという言葉は何か偉そうに聞こえますね.私は北朝鮮で将軍様のニュースを報道している,あの恐そうなオバサンを連想してしまいます.あんなシャチホコばっちゃって,恥ずかしくないのかなぁ.
 ニッポン,ニッポン,...ああ恥ずかしい.
by Ladybird (2007-09-27 06:51) 

ayu15

maiさんが悩んだ末の事ですからそれでいいと思います。お疲れ様です。
by ayu15 (2007-09-27 08:56) 

wakuwaku_44

maiさんへ

>WAKUWAKUさんにはコメント数や長さ、そして暴言や他の方(特に東西南北さん)に対する攻撃を控えていただき、純粋に議論を書いていただきたいと思います。

できるだけ短い文にしようとは思ってはいるんですけど、誤解を招かないようにしようと思うと・・・・。
基本的に、前にお示しした場合以外は、攻撃なんてしませんよ。
東西南北氏の挑発的言動がなければ、こちらもカッとすることはないですしね。

>気持ちとしては例えば反対派が8割、賛成派2割だと、私はめげてしまってブログを続けることができなくなりそうです。

教育基本法改定について、賛成は旧法の欠陥部分「のみ」、反対は新法の欠陥部分「のみ」で話が噛み合ってないと私は感じています。
各々、欠陥はあるけど、当然「長所」もあれば「まだこちらがいい」というのもあります。その点をすっ飛ばして互いに反論するだけというのもどうなんだか、って感じますね。
私は憲法やその他の分野についても、常に「綱渡り」と言っています。互いの長所のみをピックアップして実現できるなら、「綱渡り」などしなくてもいいんですけど、一方の短所を改善する案が、別の意味で短所に変わってしまう、なんてことはよくある話です。だからこそ議論というものがあるわけで、それがなければ、議会も学会もいらないですよ。

こんなところでしょうか・・・。
また文が長いのであれば、「長い」と仰ってください。もっと短くするように考えます。
by wakuwaku_44 (2007-09-27 09:52) 

wakuwaku_44

東西南北へ

いや、君と議論する気ゼロ。(笑)
君に対する私の評価は、冥王星氏と一緒だから。
by wakuwaku_44 (2007-09-27 09:54) 

mai

早速、みなさんのコメントありがとうございます。
>wakuwakuさん
あなたの考えられる新法の良いところはどこでしょうか?私の元にいま、新旧法が並んであって新法の良いところを見つけようとしたのですが、残念ながら、みつかりませんでした。WAKUWAKUさんだったら「家庭教育」の項など評価されるでしょうか?私はその点も賛同できません(理由は長くなりますので、割愛します)。お返事いただくと3つめのコメントになりますので、お返事はどちらでもいいです。
by mai (2007-09-27 10:41) 

つくい

まいさん,こんにちは。
まいさんの発言やご主張は,私の胸にストンと落ちるとても率直で分かりやすく爽やかな内容で,教基法問題のころから,強い共感を感じています。どうぞこれからも発信を続けていただきたいと思います。
私のコメント欄の常連だったwakuwaku_44 さんや東西南北さんがこちらの方や村上先生のところで,論議を再燃させていることに,今日気付きました。せっかく良い事柄をおっしゃっていることもあるのに,もったいない,という感想もmaiさんに同感です。
ブログも「家」みたいなものなので,「家の作法」があるのも当然なので,ご自身の考えに沿ったmai流で対処されたらいいのかなと思います。
by つくい (2007-09-27 11:40) 

女衒の辰

maiさんへ
ブログのタイトルである「教育基本法を読み学ぶ市民の会 in 滋賀」に相応しい議論を高めたいものです。

法律の門外漢である小生は、「教育基本法を読み」までは出来たのですが、深く意味を読み取るところまで行きません。あとの「学ぶ」を是非このブログを通じて行いたいと願っています。

最初に第二条(5)の「態度を養う」や第十条の家庭のあり方の国家関与について本当の意味合いなど教えていただければ幸いです。
by 女衒の辰 (2007-09-27 12:13) 

hm

 maiさんお疲れ様です。私たちの子どもたちのこととして,教育に関わる問題について,非常に興味があり,それを掘り下げるmaiさんのブログはいつも興味深く拝見しております。

 教育(学び)とその理念,それと法の関わり,について,maiさんとはかなり近い考え方にあると私も思っています。

 議論することも必要でしょうが,私は自分では,今は,議論不足よりもむしろ勉強不足の方を強く感じます。
 子どもを取り巻く環境や,教育現場,また,現状の教育行政の在り方(良い面,悪い面含めて),もっと根本的には,人間がどんな幸せを求めて育ってゆくのか,そのために何が必要なのか… 私たちが学ばなければならないことがたくさんありますよね。
 これからも有益な情報交換をして,互いに見聞を広め,洞察を深め,一緒に学んで行きましょう。
by hm (2007-09-27 13:46) 

wakuwaku_44

maiさんへ

>あなたの考えられる新法の良いところはどこでしょうか?

1.生涯学習の分野を「基本法」でカバーしたことですね。

常に社会は変化し、科学は進歩しますから、大人になっても、定年退職しても、学習はいつでもできるもんだ、というメッセージを国が明確に送ったことです。

2.教育目的に「国家及び社会の形成者」の文言が入ったことです。

日本は主権在民の民主主義国家ですから、国家を形成するのは国民以外にありえないわけで、それは、憲法の理念にも合致するものだと考えるのです。

津久井さんや村上さんのところでもお話しましたが、ここでこうやってパソコンでインターネットをするまでに、どれだけの人の手を渡っているのか、ということでもあります。電線敷設・電気管理・発電・パソコンメーカー・PC部品メーカー・プロバイダ関係者・・・・。数え上げたらどれだけの数になるのかわかりません。各々が協力し合って共に支えあっているというのが人間なんだろうと思います。それが「社会」として「形成され、動いている」わけですから、「社会の形成者として育てる」というのは、ひとりひとりの個人のためだと考えています。
この概念が明確に認識されることになれば、私はこの改正は国民にとってこそ成功じゃないかって感じるのです。

もっとも、明確に規定する必要性という観点からすれば、それはないと思います。


と、ここまで言いながら、私は、旧教育基本法を「改正すべき」とは元々思っていないんですよね、実は。(笑)
それに、発案・発議した人の意図はどうであれ、maiさん側はムーディ勝山状態で、今までと同じ状況(旧教育基本法の理念どおりの動き)にしても、違法にならないと私は踏んでいます。
だから、村上さんのところで「改正した意味がない」って言い切ったんです。
by wakuwaku_44 (2007-09-27 21:10) 

NO NAME

「国家及び社会の形成者」の文言が入ったことです。
国家を形成するのは国民以外にありえないわけで、それは、憲法の理念にも合致するものだと考えるのです。

危険な思想ですね!社会の形成者には日本国民以外の外国の方が多く存在します。立派に住民税も支払っている人たちを排除する許し難い考えです。

攘夷思想の持ち主がいるとは呆れますね。
by NO NAME (2007-09-27 21:53) 

東西南北

  maiさんへ

 要するに、wakuwaku_44は、日米軍事同盟、憲法9条改定、 日の丸・君が代強制、学歴・受験体制、学校間格差、能力別学級編成、高学費、各学校の授業への学習指導要領の法的拘束力の強制、教職員の労働運動に対する国家権力の介入、国の40人学級制度、教科書検定、教育委員の任命制なども「違法ではない」から容認という保守反動の態度なのですよ。他方、以上のことに抵抗している保護者、教職員の態度も「違法ではない」という態度ですから、要するに、主体的な判断停止であり、上記の国家権力による教育現場への抑圧を容認、場合によっては推進・肯定してくる保守反動なのです。

 それと、wakuwaku_44のいう「2.教育目的に「国家及び社会の形成者」の文言が入ったことです。」「各々が協力し合って共に支えあっているというのが人間なんだろうと思います。それが「社会」として「形成され、動いている」わけですから、「社会の形成者として育てる」というのは、ひとりひとりの個人のためだと考えています。」

 ということの、具体的な意味は、「法律絶対主義」です。野党が反対して成立した法律・規則であれ、さらに、全党一致で成立した法律であれ、間接民主主義による「国民の代表者」が決めた法律なのだから、絶対に遵守させるということです。つまり、庶民が、ある法律や規則について、明確に憲法違反であると感情論ではなくて理論的に証明しなければ、すべての法律・規則は絶対に遵守させるということです。ま、全体主義ですね。彼は明確に憲法違反だと断定できることはないという態度、つまり、ある法律や規則は憲法違反とまではいえないが、合憲とまでもいえないという態度。要するに、明確に憲法違反といえないわけだから、事実上、「法律絶対主義」になるのですね。ヒトラーの立場です。

 なにかいいいことを主張している、普通のことを主張していると誤魔化されないようにしてください。彼に対しては具体的に教育問題について、たとえば、日の丸・君が代強制で行政処分する東京都の態度が違法かどうか質問してみるとよくわかります。彼の回答は、東京都の日の丸・君が代強制である行政処分は憲法違反とまではいえないから、容認という結論です。要は、「見殺し」なのです。見事に保守主義であり、無責任な「学者」的態度でしょう。反動といってもよいですね。

 さらに、wakuwaku_44のいう「私は、旧教育基本法を「改正すべき」とは元々思っていないんですよね、実は。(笑)」

 この意味も誤魔化しなんです。改正すべきと思っていないが、改正反対とも思っていない。だから、旧教育基本法の改定について容認の態度なのです。ゆえに、事実上は、旧教育基本法が改定させるときに「傍観」し、「容認」したわけです。

 
by 東西南北 (2007-09-27 22:03) 

喜八

以下はあくまで冗談ですが・・・。

wakuwaku_44さんと東西南北さんは「チーム」と言う可能性がありますね。
ひょっとしたら「同一人物」という「ウルトラC(死語?)」もあるかも(笑)。

あくまで冗談ですので本気にされないでくださいね。(^_^;)
by 喜八 (2007-09-27 22:56) 

wakuwaku_44

喜八さんへ

笑ってしまいました。同一人物だったら、確かにネタにはなりますが、それだと、単なる荒らしじゃないですか。(笑)

あと、これは喜八さんに対してではないですが『危険な思想ですね!社会の形成者には日本国民以外の外国の方が多く存在します。立派に住民税も支払っている人たちを排除する許し難い考えです。』なんていうのは、完全にイチャモンですよ。
『主権在民の性質』について述べたことを理解しているのか理解していないのか。理解していてこう述べるのであれば、完全に「排除したいがためだけのイチャモン」でしかない。
by wakuwaku_44 (2007-09-28 12:12) 

NO NAME

maiさんへ

>WAKUWAKUさんだったら「家庭教育」の項など評価されるでしょうか?

家庭教育の項を含めて、全般的に言えることなんですが、私は、賛成側も反対側も、ここまで騒ぐ理由が理解できないんです。
というのは、賛成派に対しては「これって、今までやってきたことじゃないの?なんでわざわざ、改めて規定しなおさないといけないの?」という感じですし、反対派にたいしては「この条文だと、現場のオペレーションが変わるとは到底思えん」という感じなんですよ。

例えば「愛国心教育」と言われても、「日の丸君が代に反対。でも、普段『I LOVE JAPAN』のTシャツを着て『俺は日本が好きだ!』っていう人」が愛国心がないのか?ということになります。
「道徳」に関しては、そもそも成績のつけようがない。第一、点をつける意味もない。(本心じゃなくても、テストで点取るために、と割り切る人が多くなるだけです。)

ですから、この教育基本法改定問題については、私は、容認も何も、ムーディ勝山状態なんですよ。「あ、そ。ふ~ん、それで?」で流してしまう内容だからです。
by NO NAME (2007-09-28 13:16) 

wakuwaku_44

すみません、上のヤツは私です。
by wakuwaku_44 (2007-09-28 13:17) 

mai

ほとんど気の抜けたサイダー状態の遅いレスですが(^_^;)、少しお礼を書かせてください。上の記事を書いた時にはかなり持病が悪化して、点滴を受けながら仕事している状態でした。ですから、いつもののんきな私とはちょっと違った面もありました。もう元気になり、それとともにマイペースでやっております。ご心配をおかけしました。

>東西南北さん
励ましありがとうございます。あまり人のことは気にせず、私流のやり方で気長に続けていきます。またよろしくお願いします。

>Ladybirdさん
ニッポンという語感について、同じように感じておられる方がいて嬉しいです。本当にいつの間に?という感じで、ニッポン(特にTVは揃えている様子)が多くなりました。「きっこの日記」のきっこさんも「ニホン」と書いておられますね。もしかしたら同じ感性でしょうか。ニホンの方がずっと上品だと思います。
by mai (2007-10-15 17:06) 

mai

>ayu15さん
ありがとうございます♪試行錯誤でやっていきます。コメント2回までというお願いは守ってはいただけていませんが、それでもあまり気にならないぼおっーとした私がいます。さて、これからルールを作るか、このままでいくか。いろいろ考えてみます。

>WAKUWAKU_44さん
立場は違いますが、私はWAKUWAKU_44さんのコメントを拝見することはそれほど苦痛ではありません。時間があまり取れないのでお返事の回数は少なくなりますが、それで良かったらおいでください。
by mai (2007-10-15 17:19) 

mai

>つくいさん
暖かい励ましをどうもありがとうございます。お返事がウソのように遅くなって失礼しました(つくいさんなら許してくださるかなと・・・ちょっと甘えてしまいました。「災害復興とそのミッション」のご紹介、なかなか」できずにいますが、最新の記事で少しだけですが、ようやく触れさせていただきました。本当はもっともっとたくさん感動したところがあって、書ききれず今日まで来ています。ミッションという言葉をタイトルで最初にみた時、ちょっとびっくりしたのですが、片山さんの説明を聞いて、すぐ納得。さらにつくいさんの憲法のお話。以前の国会答弁は私など知る機会がないので大変勉強になりました。これからも変わらずよろしくお願いします。
by mai (2007-10-18 09:51) 

mai

>hmさんにはさらに甘えてしまって、お返事遅くなりました(hmさんなら気にせず笑ってくださるだろう・・・と)。議論よりも勉強が大事というご意見、非常に納得です。限られた時間、有意義に使いたいものです。教育基本法再改正に向けて頑張りましょう!(頑張り方、また教えてください)。とりあえず、hmさんたち有志の改善案をよく検討してくださいというメールは民主党に送りました。
by mai (2007-10-18 09:55) 

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